NAG08 観測日誌とスケッチ

C/2000 WM1 (LINEAR)
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG *OBSxx
   2000WM1 2001 11 04.40 aS  9.4 TJ 32.0L 5  58   3.4  5    5  m245 xNAG08

r=1.65AU Δ=0.76AU
m1=9.4(32cm反射58xによる)

円は32cm反射58xの視野(約1.1度)。
画面上が赤道座標の北方向（おおよそ）

図中、数字は比較星光度(TJによる)。

なお、このスケッチは光度目測の際の、きわめてラフなものであることをお許し下さい


観測地：山梨県大泉村（標高約1100m）

観測日誌：
薄明終了から月が出るまで１時間ほどあり、その間に月明かり無い空で観測できました。
明るい星μPerのすぐ近くにありますので、簡単に導入できましたが、高度が20度ほどの位置でしたのでバックが白く、彗星はなんとなく見栄えがしませんでした。
図中の9.62等の星よりやや明るく見えます。視野外の比較星も使用して9.4等と観測しました。
このスケッチはかなりラフなものでちょっと中心部をつぶして描いていますが、実際のコマ部分は中心に向かって集光があり、一様に明るくなっている感じでした。
それにしても太陽・地球にぐんぐん近づいている割には増光のペースが鈍いような感じがします。
暗いうちから尾があるのもなんとなく消滅したC/1999 S4を思い出します。大丈夫でしょうか。