C/2006 P1 (McNaught) スケッチ  観測者：永井佳実(NAG08)
観測地：群馬県前橋市内のビル屋上（標高120m）、使用機材：MIZAR11x80双眼鏡
以下は観測状況（JST）、スケッチはかなりラフですがご了承ください。

2007年1月8日
06時30分10秒頃（彗星高度2.6度　太陽高度-5.5度）
尾を引いた彗星を確認。直後に木星に視野を振り、コマ径(2分)と尾の長さ(10分)を木星の視直径と比較して決定。

06時31分（彗星高度2.8度）
視野を数回往復させて木星及び近くの恒星と比較し光度を目測。
※この時点で明るい天体は木星だけなので、迅速に光度を決定するため、比較星として、双眼鏡ですぐに視野を
向けられる木星及びその周辺の恒星を選んだ。比較星から大気吸収補正し求めた彗星の光度は約-1等。

06時37分30秒頃（彗星高度4.0度　太陽高度-4.1度）
彗星の高度は上がったが、薄明の中に吸い込まれるようにして彗星が見えなくなる。

06時55分　日出

円は双眼鏡の視野（約4度）を現す。彗星は強く集光しておりDC=8。
冬型の気圧配置による前夜の強風で地平付近の雲やもやが払われ条件が良好になりました。
その中、市街地でも8cm双眼鏡で確認でき、驚きました。

C/2006 P1 (McNaught)
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   2006P1  2007 01 07.90 $M -1  :TJ  8.0B    11 & 2    8  &10  m345 ICQ XXxNAG08