於:山梨県明野村
観測時刻:2000年11月29日05時06分(JST)
南半球で発見され、しばらく北半球から見えない位置にいましたが、ようやく北上して東空低く観測できるようになってきました。この日の彗星の高度はわずか7度でしたが、寒気移流で快晴の気象条件に恵まれて明るくなった姿を見ることが出来ました。今後は北上してどんどん条件が良くなりますので楽しみ。
光度目測では8.1等、DC=5、Dia=3.5'
なお、このスケッチは光度目測の際の、きわめてラフなものであることをお許し下さい
追伸:12月6日朝は7.7等、9日朝は7.6等と観測。8-10cmの双眼鏡でよく見えます。コマが南方向に拡がっています。
11月29日朝のC/1999 T1(McNaught-Hartley) r=1.19AU Δ=1.75AU
スケッチには32cm反射58xを使用、円は視野(約1.2度)