2P/Encke 光度について 2003/12/06作成
このグラフは吉田誠一さん作の、
Comet for Windows Ver. 1.0.1で作成、一部加筆しました。
※ICQおよびNASAのサイト等に掲載された世界各地で観測されたデータからグラフを作成しております。
眼視観測が報告され始めた２００３年１０月中旬以降、すべての観測から光度式を求めると、
ｍ１ ＝ １１．０ ＋ ５ ｌｏｇΔ ＋ １６．５ ｌｏｇｒ （図中の赤色の線、観測数１１５）
となる。
観測が多くされるようになった２００３年１１月中旬以降の観測からだけ光度式を求めても、
ｍ１ ＝ １０．９ ＋ ５ ｌｏｇΔ ＋ １４．８ ｌｏｇｒ （図中の黒色の線、観測数８５）
となり、大きな変化は無い。
この彗星特有の、拡散したやや見づらい姿のままではあったが、目測値では急速に光度を増していった様子がうかがえた今回の回帰であった。
永井佳実(NAG08)
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